シグマ・セブンやばい説の真実!大量離脱の理由と現在の評判

「シグマ・セブン やばい」と検索窓に入力して、事務所の崩壊や水樹奈々さんの退所に関する情報が出てくると不安になりますよね。憧れの中村悠一さんが移籍した理由や、これからの養成所の評判について心配になるのも無理はありません。

私自身も声優を目指していた頃は、事務所の動向には人一倍敏感だったので、その気持ちは痛いほどよく分かります。特に、自分が目指そうとしている場所が「危ない」なんて噂を聞いたら、足がすくんでしまうのは当然のことです。でも、ネット上の噂を鵜呑みにしてチャンスを逃してしまうのは本当にもったいないことだと思います。

記事のポイント

  • 「やばい」と噂される原因となった主力声優の退所騒動の全貌
  • 事務所崩壊説を完全に否定するナレーション業界での圧倒的な強さ
  • 若手が育っていないという誤解を解く次世代エースたちの活躍
  • これからオーディションを受ける人が知っておくべき事務所の将来性

シグマ・セブンがやばいと噂される退所騒動の理由

大手声優事務所における所属声優のキャリア戦略と移籍の意思決定を象徴する、プロフェッショナルな話し合いの様子

ここ数年、アニメファンを驚かせたニュースが続いたことは間違いありません。声優ファンであれば誰もが知るビッグネームたちが、次々と事務所を去っていく様子を目の当たりにして、「一体何が起きているんだ?」とざわついたのは記憶に新しいところです。

まずは、なぜ「やばい」と言われるようになったのか、その火種となった出来事を整理していきましょう。決して感情的な話ではなく、時系列に沿って事実を並べてみると、見えてくる真実があります。

声優の相次ぐ退所と大量離脱の真相

結論から言うと、「やばい」と言われる最大の理由は、2010年代後半から2021年にかけて発生した看板声優たちの相次ぐ退所です。アニメのエンドクレジットで「シグマ・セブン」の文字を見ない日はないほどの大手事務所ですから、そこから有名人が抜けるとなれば、ファンが動揺するのは当然です。

具体的には、2020年から2021年頃にかけて、それまで事務所の屋台骨を支えてきた中堅・ベテラン層の退所が報道されました。ファン心理として、「推しがいなくなる=その事務所には何か悪いところがあるのでは?」と疑ってしまうのは自然な反応です。

私自身、好きな声優さんが移籍を発表したときは、「事務所と喧嘩でもしたのかな?」と勘ぐってしまった経験があります。

特に「大量離脱」という言葉が独り歩きしてしまいましたが、これは短期間にニュースが集中したことで、あたかも雪崩を打って崩壊しているかのような印象を与えてしまった側面が強いですね。実際には、それぞれのキャリアのタイミングが偶然重なっただけ、という見方もできます。

声優業界全体を見渡しても、ここ数年はフリーランスになったり、個人事務所を立ち上げたりする動きが加速しています。シグマ・セブンに限らず、大手の青二プロダクションや81プロデュースなどでも、ベテランの独立は珍しいことではありません。つまり、業界全体の「流動化」の波が、たまたまシグマ・セブンで目立つ形で現れたというのが真相に近いのではないでしょうか。

また、退所された方々の多くが、その後も第一線で活躍されていることからも、事務所側が不当な扱いをして追い出したわけではないことが分かります。もし本当に「やばい」内部事情があっての脱出劇だとしたら、もっとドロドロとした週刊誌ネタになっていてもおかしくありませんが、そういった話は聞こえてきません。あくまで前向きなステップアップの時期が重なった、と捉えるのが冷静な見方だと言えます。

水樹奈々の独立が与えた大きな衝撃

紅白出場経験のあるトップ声優アーティストのライブステージ。事務所の「顔」として貢献した実績と、独立のインパクトの大きさを表現

この騒動の決定打となったのは、間違いなく2021年9月の水樹奈々さんの退所でしょう。彼女は20年間もシグマ・セブンに所属し、事務所の顔としてだけでなく、声優アーティスト界のトップランナーとして君臨していました。紅白歌合戦にも出場し、ドームツアーを成功させる彼女の活動を支えてきたのがシグマ・セブンでした。

「シグマ・セブンといえば水樹奈々」というイメージを持っていた人も多かったはず。そんな彼女が事務所を離れるという事実は、「一つの時代が終わった」とファンに感じさせるには十分すぎるインパクトがありました。

私のような古くからのファンにとっては、キングレコードとシグマ・セブンという最強の布陣が変わることに、一抹の寂しさを覚えたのも事実です。

しかし、20年という節目での決断には、並々ならぬ覚悟があったはずです。彼女自身がブログなどで語った言葉の端々からは、育ててくれた事務所への深い感謝と、40代を迎えて新たな挑戦をしたいというクリエイターとしての欲求が感じられました。長年所属していれば、マネジメント体制や方向性について、阿吽の呼吸で進められる良さがある反面、「守られている」ことへの甘えを感じる瞬間もあるのかもしれません。

退所発表時のSNSの反応は凄まじいものでした。「シグマ終わった」「水樹奈々がいなくなったら誰が稼ぐんだ」といった極端な投稿が散見されましたが、これは彼女の存在があまりにも大きすぎたがゆえの反動です。

事務所側としても、最大の功労者を快く送り出すことは、簡単な決断ではなかったはず。それでも彼女の意思を尊重したところに、シグマ・セブンという会社の懐の深さがあるように私は感じます。結果として、この退所劇は「やばい」象徴として語られがちですが、見方を変えれば「トップスターを20年間支えきった事務所の実績」として評価されるべき出来事なのです。

中村悠一の移籍とインテンション

男性声優ファンの間で激震が走ったのが、中村悠一さんの退所とインテンションへの移籍です。中村さんは『呪術廻戦』の五条悟役など、今の男性声優界で最も影響力のあるトップスターの一人であり、彼の動向は常に注目されています。

移籍先のインテンションは、鈴村健一さんが代表を務める事務所です。中村さんが移籍に際して「色々思いを語る場を、どこかで設けられたら」といった意味深なコメントを残していたこともあり、ファンの間では様々な憶測が飛び交いました。

しかし、これは事務所への不満というよりも、より自由な活動形態や仲間との連携を求めた前向きなキャリアチェンジだったと考えられます。

中村さんは近年、マフィア梶田さんとのYouTubeチャンネルや、ゲーム実況など、従来の声優の枠に収まらない活動を精力的に行っています。大手事務所の管理下では、こうしたスピード感が求められるネット活動において、権利関係や確認作業などでどうしても動きが鈍くなることがあります。

その点、鈴村さんが率いるインテンションは、少数精鋭でフットワークが軽く、所属声優の自主性を重んじる社風で知られています。親友である杉田智和さんが独立していることも、彼の心境に変化を与えたのかもしれません。

「自分のやりたいことを、やりたいスピードで実現するため」の移籍であって、決してシグマ・セブンのマネジメントが悪かったわけではないでしょう。実際、シグマ・セブン時代に築いたキャリアがあるからこそ、今の彼があるわけです。

ファンとしては「シグマの中村悠一」が見られなくなる寂しさはありますが、彼がより生き生きと活動できる場所を選んだという点では、納得のいく移籍だったのではないでしょうか。これを「事務所がやばいから逃げた」と解釈するのは、あまりにも短絡的すぎると私は思います。

事務所が潰れるという説は本当か

港区赤坂に位置する声優事務所の自社ビル外観。盤石な経営基盤と資産を持つ大手企業としての信頼性を強調

ネット上では「主力が抜けたから事務所が潰れるのでは?」なんて極端な意見も見かけますが、これは完全にNOです。もし私が株主なら、今のシグマ・セブンの経営状態を見ても株を売ろうとは思いません。それくらい、企業の基盤はしっかりしています。

ここがポイント

シグマ・セブンには、アニメファンには見えにくいですが、放送業界全体を支える「ナレーション」という巨大な収益の柱があります。

アニメ出演だけが声優事務所の仕事ではありません。むしろ、ビジネスの視点で見ると、アニメのアフレコというのは拘束時間が長いわりにギャランティがそこまで高くない、いわば「薄利」な仕事になりがちです。

一方で、テレビ番組やCMのナレーションは、短時間の収録で高額なギャラが発生し、かつ長期間のレギュラー契約が見込める「ドル箱」部門なんです。

シグマ・セブンは、港区赤坂というテレビ局に近い一等地に自社ビル(スタジオ等の設備含む拠点)を構えています。賃貸ではなく自社で資産を持っている(あるいは長期的に維持できる体力がある)事務所は、声優業界ではほんの一握りです。所属タレントが数人辞めた程度で揺らぐようなヤワな経営体質ではありません。

また、企業向けのVP(ビデオパッケージ)や、駅のアナウンス、教材の音声など、表には出ないけれど確実に収益を生む仕事も大量に抱えています。これらはアニメファンの目には触れませんが、事務所を支える重要な収入源です。

「アニメで見かけなくなった=仕事がない」と考えるのは早計です。見えないところでガッチリ稼いでいる、それが老舗大手事務所の強みなのです。ですから、「潰れる」なんて心配は杞憂に終わると断言できます。

組織分裂ではなく暖簾分けという見方

一連の退所劇を見ていると、これは「分裂」や「崩壊」ではなく、ある種の「暖簾分け(のれんわけ)」に近い動きだと感じます。芸能界の歴史を振り返っても、大手事務所から有力なマネージャーが独立し、担当していたタレントを引き連れて新事務所を設立するケースは珍しくありません。

特に水樹奈々さんが移籍したStarCrewには、同じくシグマ・セブン出身の声優が合流しています。これは推測ですが、水樹さんを担当していた信頼できるチームスタッフが中心となって新会社を立ち上げ、そこに水樹さんたちが合流したという形ではないでしょうか。

もしそうだとすれば、これは「喧嘩別れ」ではなく、「事業の一部切り出し」や「独立採算チームの法人化」に近いものです。

「暖簾分け」であれば、元の事務所との関係は良好なまま維持されます。実際、退所後もシグマ・セブンの声優と共演する機会は普通にありますし、お互いに敵対しているような空気感は全く感じられません。

ラーメン屋さんの本店から、修行した弟子が独立して自分の店を出すのをイメージしてみてください。本店(シグマ・セブン)は相変わらず繁盛しているし、独立した店(StarCrew)も独自の味で頑張っている。ただそれだけのことなんです。

これを「組織分裂」と呼ぶと、派閥争いや内部抗争があったように聞こえますが、実態はもっとビジネスライクで、お互いの発展を願っての再編だった可能性が高いです。ファンとしては、組織の形が変わっても、応援する声優さんが元気に活動してくれればそれが一番ですよね。過度に「裏事情」を深読みして不安になる必要はないと思います。

福圓美里らStarCrewへの移籍背景

『スマイルプリキュア!』のキュアハッピー役などで知られる福圓美里さんも、水樹さんと同時期にStarCrewへ移籍しました。彼女は水樹奈々さんと公私ともに仲が良く、ラジオ番組『スマイルギャング』での名コンビぶりはファンの間では有名です。

福圓さんの移籍についても、「シグマ・セブンから特定グループが一斉に抜けた」という印象を強め、「組織分裂」のイメージをユーザーに植え付けた要因の一つであることは否めません。しかし、これも先ほどの「暖簾分け」の文脈で考えれば非常に自然なことです。

長年苦楽を共にした信頼できるスタッフや、敬愛する先輩がいる環境を選ぶのは、人間として当たり前の心理ではないでしょうか。

これは会社員で言えば、信頼できる上司が独立して会社を作るときに、部下もついていくようなものです。決して「泥船から逃げ出した」わけではなく、「新しい船出」を選んだ結果だと私は解釈しています。

福圓さん自身も、舞台活動や劇団の主宰など、精力的に活動の幅を広げています。新しい事務所に移ることで、そういった個人の活動に対するバックアップ体制がより手厚くなるという判断もあったのかもしれません。

また、StarCrewには瀬戸麻沙美さんも所属しています。彼女もまた実力派の声優です。こうして見ると、StarCrewに移籍したのは「水樹奈々チーム」とも言える、特定の絆で結ばれたメンバーたちであることが分かります。

つまり、シグマ・セブン全体が嫌になったわけではなく、このチームでの活動を継続するための最適解が「移籍」だったというだけのこと。事務所に残ったメンバーと移籍したメンバーの間に、見えない壁ができたわけではないと信じたいですね。

シグマ・セブンはやばいどころかナレーション最強

シグマ・セブンはやばいどころかナレーション最強

さて、ここからが本題です。「アニメ声優が減ったからやばい」と思っている方は、シグマ・セブンの真の姿をまだ半分しか見ていません。実はこの事務所、業界関係者の間では「ナレーション界の要塞」として恐れられているほどの存在なんですよ。

もし私が今から声優を目指して事務所を選ぶなら、この「ナレーションの強さ」は喉から手が出るほど魅力的に映ります。

窪田等らを擁するナレーションの要塞

皆さんは『情熱大陸』のナレーションを聞いたことがありますよね? あの落ち着いた、知的な声の主こそ、シグマ・セブン所属の窪田等(くぼた ひとし)さんです。彼はナレーターを目指す人にとっては「神様」のような存在です。

窪田さんが所属しているというだけで、テレビ局からの信頼は絶大です。「シグマ・セブンにお願いすれば、間違いないナレーションが納品される」というブランドイメージが、制作現場には定着しています。

毎週必ず放送される国民的番組のナレーション枠を持っているということは、事務所に毎週安定した高額の収入が入ってくることを意味します。これが、シグマ・セブンが多少のことでは揺るがない最大の理由です。

例えば、任天堂のCMの最後にかかる「Nintendo」というサウンドロゴ、あれも窪田さんの声だと言われています(諸説ありますが、彼の声の信頼感は企業の顔そのものです)。こうした「企業の顔」となる仕事は、流行り廃りの激しいアニメの役とは違い、一度掴めば長く続きます。

シグマ・セブンには、窪田さんのような「声だけで空気を変えられる」プロフェッショナルが多数在籍しており、そのノウハウが脈々と受け継がれています。

アニメ声優に憧れる若い人には地味に見えるかもしれませんが、事務所経営という観点では、これほど強力な武器はありません。華やかなステージの裏で、ガッチリと収益を支える柱がある。だからこそ、シグマ・セブンは「やばい」どころか「最強」なのです。

放送業界での盤石な収益基盤と信頼

窪田さんだけではありません。『サザエさん』のアナゴさん役や、『人志松本のすべらない話』のナレーションで大人気の若本規夫さんも在籍しています。若本さんのあの独特の節回しは、誰にも真似できない唯一無二の芸ですよね。

声優名 代表的なナレーション・役
窪田等 情熱大陸、任天堂CMなど
若本規夫 人志松本のすべらない話、サザエさん(アナゴ)
槇大輔 報道特集、CMナレーション多数
飯塚昭三 特撮(ハカイダー等)、重厚なナレーション

彼ら「声の職人」たちがガッチリと屋台骨を支えているため、アニメ部門で多少の出入りがあっても、事務所全体の経営が傾くことはまずありません。テレビを点ければ、ニュース、バラエティ、ドキュメンタリーと、至る所でシグマ・セブンの声優さんの声が聞こえてきます。アニメの流行り廃りに左右されない強さがここにはあります。

また、TBS(東京放送)との関係が歴史的に深いとも言われています。特定の放送局と太いパイプがあるというのは、芸能事務所にとって計り知れないメリットです。

新番組が始まるときに「ナレーションはとりあえずシグマさんで」という話になりやすいのです。この「業界内での政治力」や「営業力」こそが、長年大手として君臨し続けている秘訣でしょう。

表面的なニュースだけでは見えてこない、こうした「大人の事情」も含めて評価すると、シグマ・セブンの盤石さがよく分かります。

養成所から育つ市ノ瀬加那ら次世代

声優養成所の若手練習生と指導者。シグマ・セブンの付属養成所から次世代スターが着実に育成されている様子を表現

「ベテランばかりで若手がいないんじゃない?」という心配も無用です。近年では、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』で主役のスレッタ・マーキュリーを演じた市ノ瀬加那さんが大ブレイクしました。彼女の演技力、特にあの震えるような繊細な表現は、多くのアニメファンを虜にしましたよね。

彼女もシグマ・セブンの付属養成所から、若手部門の「シグマ・セブンe」を経て、本体所属へとステップアップした生え抜きです。この「e」から「本体」への昇格システムは非常に厳格で、実力がないと上がれない狭き門として知られています。

しかし、だからこそ上がってきた人材は本物ばかりです。市ノ瀬さんの活躍は、シグマ・セブンの育成システムが現在も正常に機能していて、スターを生み出せる土壌があることの何よりの証明です。

また、男性声優では千葉翔也さんの活躍も見逃せません。『ようこそ実力至上主義の教室へ』の綾小路清隆役など、クールな役から熱血漢まで幅広くこなす彼は、次世代のシグマ・セブンを背負って立つ存在です。彼もまた、地道に実力をつけて評価されてきた一人です。

ネット上では「若手が育っていない」なんて無責任な書き込みも見られますが、実際に現場で結果を出している彼らを見れば、それが嘘であることは一目瞭然です。

派手なアイドル売り出し戦略はあまり取らない事務所かもしれませんが、「演技で勝負できる本物の声優」を着実に育てている。その職人気質な姿勢こそが、シグマ・セブンの育成の真髄なのだと思います。

現在の所属声優一覧に見る層の厚さ

公式サイトのタレントリストを見ると分かりますが、層の厚さは依然として業界トップクラスです。誰か一人が抜けたからといって崩れるようなバランスではありません。

主な所属声優(一部)

  • 安元洋貴さん(『鬼灯の冷徹』鬼灯役など、現在の男性声優の顔。まとめ役としての信頼も厚い)
  • 井上麻里奈さん(『進撃の巨人』アルミン役など、演技力に定評のある実力派)
  • 千葉翔也さん(若手男性声優のホープ ※以前はeに所属)
  • ゆかなさん(『コードギアス』C.C.役など、替えの利かない存在感)
  • 吉野裕行さん(『弱虫ペダル』荒北靖友役など、個性派として大人気)

これだけのメンツが揃っていて「やばい」ということはありません。むしろ、ベテランから若手までバランスよく配置された、理想的な組織構造に見えます。

特に安元洋貴さんの存在は大きく、彼が事務所の精神的な支柱になっている部分もあるでしょう。ラジオ番組などでの発言を聞いていても、後輩への面倒見が良く、事務所全体の雰囲気を良くしようとしているのが伝わってきます。

また、シグマ・セブンは「株式会社シグマ・セブンフェイス」という別会社も持っており、こちらには俳優やフリーアナウンサー、DJなどが所属しています。声優という枠にとらわれず、エンターテインメント業界全体に人材を供給できる体制を整えているのです。(出典:株式会社シグマ・セブン 公式サイト

このように、多角的な視点で所属タレントを見渡せば、人材の宝庫であることは間違いありません。「知っている声優が減った」と感じるのは、単に私たちがベテラン勢の活躍するナレーション番組よりも、深夜アニメばかりを見ているバイアスがかかっているからかもしれませんよ。

結論:シグマ・セブンがやばい心配はない

ここまで長々と解説してきましたが、リサーチの結果、私の結論としては「シグマ・セブンは全くやばくない」と断言できます。

ネット上の「やばい」という検索キーワードは、過去の退所ニュースの残響に過ぎません。一時の衝撃が大きすぎたために、未だにそのイメージを引きずっているだけです。実際には、ナレーションという最強の武器を持ちつつ、市ノ瀬加那さんのような次世代スターもしっかり育っています。経営基盤は盤石で、業界内での信頼も揺らいでいません。

注意点

ただし、養成所のオーディション倍率は依然として高いことが予想されます。「やばいらしいから人気が落ちて受かりやすいかも?」なんて甘い考えは捨てて、しっかりと対策をして挑む必要があります。

これから声優を目指す人にとって、シグマ・セブンは依然として目指すべき価値のある、信頼できる大手事務所の一つです。むしろ、今の「変革期」にあるシグマ・セブンに入ることは、新しい時代の主力メンバーになれるチャンスかもしれません。

ナレーションもアニメも両方やりたい、息の長い役者になりたいと考えているなら、これ以上ない環境と言えるでしょう。

噂に惑わされず、自分の目と耳で情報を確かめて、チャレンジしてみてくださいね! あなたがシグマ・セブンのオーディションを受ける日を、そしていつかその名前をエンドロールで見つける日を、心から応援しています。

※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の所属状況やオーディション情報は、必ず公式サイトをご確認ください。

シグマ・セブン
シグマ・セブン公式サイト