青二塾の特待生になるには?全額・半額免除と東京・大阪の制度を解説

こんにちは!声優スタートライン運営者のひーです。

「青二塾には特待生制度があるの?」「授業料が全額免除になるって本当?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。

結論からいうと、青二プロダクションが2026年に実施した「声優・ナレーター発掘オーディション」には、青二塾の授業料が全額または半額免除になる特待生という合格特典が公式に設けられていました。

しかも対象は東京校だけではありません。公式要項には「青二塾 東京校・大阪校」と明記されています。

一方、青二塾の通常の入塾試験と、青二プロダクションが行う発掘オーディションは別の入口です。この違いを理解しておかないと、「大阪校には特待生がないの?」「普通に青二塾を受験すれば特待生になれる?」と混乱しやすくなります。

この記事では、2026年の青二プロダクション公式オーディションと、2027年度の青二塾東京校・大阪校の募集要項をもとに、現在確認できる特待生制度を整理します。

なお、私自身は青二塾に通った経験はありません。私が声優を目指していた1990年代頃、NHKの「土曜倶楽部」という番組で青二塾に体験入学した方々が取り上げられており、実際の収録現場に入ってプロの方々に混じって声を出していた姿を見たことを今でも覚えています。

ただし、これは当時の私自身の記憶であり、現在の青二塾の制度を示すものではありません。現在の特待生制度については、公式情報と分けてお伝えします。

記事のポイント

  • 2026年の公式オーディションには特待生制度がある
  • 授業料の全額免除と半額免除がある
  • 特待生の対象は東京校と大阪校
  • 通常の青二塾入塾試験とは入口が異なる
  • 特待生でも青二プロダクション所属は保証されない
  • 東京校・大阪校とも2027年度の年間納入金は110万円

青二塾の特待生制度とは

青二塾の特待生制度について東京校と大阪校の違いを考えるイメージ

現在確認できる青二塾の特待生制度を理解するうえで重要なのが、青二プロダクションが実施している一般公募の「声優・ナレーター発掘オーディション」です。

2026年に開催された発掘オーディションでは、最終審査合格者に対し、能力に応じて3種類の特典が用意されていました。

合格特典 内容
ジュニア所属 青二プロダクションに直接所属し、2027年4月からマネジメントを受ける
特待生 青二塾東京校・大阪校の授業料を全額免除
特待生 青二塾東京校・大阪校の授業料を半額免除

つまり、「青二塾の特待生」は単に通常の入塾試験で成績が良かった人を指すのではなく、少なくとも2026年については、青二プロダクションの発掘オーディションで設定された合格特典の一つとして公式に確認できます。

注意したいポイント

公式表記は「授業料 全額免除」「授業料 半額免除」です。入塾に関係するすべての費用が免除されるという意味に広げず、実際の費用については合格時の案内を確認する必要があります。

2026年は4名が合格

青二プロダクションは2026年7月31日、「声優・ナレーター発掘オーディション2026」の合格者4名を発表しました。

  • 曽川沙衣那さん
  • 新井麻耶さん
  • 志田光咲さん
  • 平山侑夏さん

ただし、公開されている合格者発表だけでは、4名それぞれが「ジュニア所属」「授業料全額免除の特待生」「授業料半額免除の特待生」のどれに該当するのかまでは確認できません。

そのため、合格者全員を「特待生」として紹介することは避けた方が正確です。

青二塾特待生は東京・大阪が対象

「青二塾の特待生は東京校だけなのか」という点については、2026年の公式オーディション要項から明確に確認できます。

全額免除・半額免除ともに、対象として青二塾「東京校・大阪校」が記載されています。

さらに、特待生合格後の東京校・大阪校の選択については「適宜相談」とされています。

青二プロダクションの声優・ナレーター発掘オーディションに挑戦する声優志望者のイメージ

したがって、「東京校には特待生制度があるが、大阪校にはない」と単純に分けることはできません。

通常入塾とは入口が違う

ここで混同しやすいのが、青二塾の通常の入塾試験です。

2027年度については、東京校第48期生、大阪校第44期生とも通常の入塾者を募集しています。それぞれ一次試験と二次試験を経て合格者が入塾する仕組みです。

一方、前述した特待生は青二プロダクションが実施した「声優・ナレーター発掘オーディション2026」の合格特典として明記されています。

入口 特待生について
青二塾東京校の通常入塾試験 2027年度の通常募集要項には特待生選抜としての記載を確認できない
青二塾大阪校の通常入塾試験 2027年度の通常募集要項には特待生選抜としての記載を確認できない
青二プロダクション発掘オーディション 東京校・大阪校の授業料全額免除または半額免除の特待生という合格特典あり

「青二塾へ普通に出願すること」と「青二プロダクションの発掘オーディションで特待生を目指すこと」は分けて考えると理解しやすくなります。

青二塾特待生になった後の流れ

特待生になれば、その時点で青二プロダクション所属が決まるわけではありません。

2026年の発掘オーディション要項では、特待生は2027年4月から2028年3月までの1年間、青二塾に通うことになっています。

そして1年間の通塾後、青二プロダクションの所属オーディションを受けます。

特待生=所属確定ではありません

青二プロダクションは、特待生であっても所属オーディションでは一般塾生と同様に、その時点の能力に応じて合否を判断すると説明しています。

授業料が免除されることと、青二プロダクションへ所属できることは別です。この点は特待生制度を調べるうえで特に重要でしょう。

週5日で1年間学ぶ

青二塾東京校の通常カリキュラムは、週5日×1年間が基本です。公式サイトでは10時~12時、13時~15時を中心としたスケジュール例が掲載され、演技、感情表現、ナレーション、ダンス、発声などの授業が組まれています。

9月には中間審査、2月には卒塾公演、3月には青二プロダクションオーディションと卒塾式が予定されています。

発掘オーディションの特待生についても、公式要項では青二塾が週5日制を中心とした1年間のカリキュラムであることが説明されています。

ダブルスクールや働きながら通うことを前提としたカリキュラムではないこと、通塾中は芸能活動ができないことも明記されているため、学費だけでなく生活面も含めて検討する必要があります。

青二塾特待生の授業料免除

青二塾の学費と特待生の授業料免除について確認する声優志望者のイメージ

特待生制度が注目される理由の一つが、青二塾の学費です。

2027年度の通常入塾について確認すると、東京校・大阪校とも年間納入金は1,100,000円です。

青二塾2027年度の納入金
項目 東京校 大阪校
入塾金 220,000円 220,000円
前期受講料 440,000円 440,000円
後期受講料 440,000円 440,000円
年間合計 1,100,000円 1,100,000円

通常入塾では、このほか一次試験は無料、二次試験は5,500円(税込)です。

ただし、2026年発掘オーディションで使われている表現は、あくまで「授業料 全額免除」「授業料 半額免除」です。

そのため、年間110万円という通常入塾時の納入金全体がそのまま全額・半額になると独自に計算するのではなく、特待生として合格した場合に示される具体的な納入条件を確認するのが確実です。

他の声優養成所も含めて費用を比較したい方は、声優養成所の学費はいくら?安い養成所と相場を徹底解説も参考にしてください。

青二塾の通常入塾試験

特待生ではなく通常入塾を目指す場合についても、2027年度の募集内容を確認しておきましょう。

東京校は第48期生を募集

青二塾東京校では、2027年度第48期生を60名(30名×2クラス)募集しています。

東京校第48期の主な募集内容

  • 出願期間:2026年8月1日~11月30日
  • 一次試験:出願データ・ボイスサンプル審査
  • 一次試験受験料:無料
  • 二次試験:2026年12月12日
  • 二次試験:セリフ・ナレーション・歌唱、面接
  • 二次試験受験料:5,500円
  • 入塾式:2027年4月11日
  • 開講:2027年4月12日

出願資格は高校卒業以上で、2027年3月卒業見込みの人も含まれます。高校卒業程度認定試験などの合格者も対象です。

大阪校は第44期生を募集

大阪校では2027年度第44期生を60名(30名×2クラス)募集しています。

大阪校第44期の主な募集内容

  • 出願期間:2026年8月1日~2027年1月3日
  • 一次試験:出願データ・ボイスサンプル審査
  • 一次試験受験料:無料
  • 二次試験:2027年1月16日
  • 二次試験:セリフ・ナレーション・歌唱、面接
  • 二次試験受験料:5,500円
  • 入塾式:2027年4月18日
  • 開講:2027年4月19日

東京校と大阪校では募集締切や試験日が異なります。特待生制度だけでなく通常入塾も検討する場合は、それぞれの出願期間を確認しておきましょう。

青二塾特待生の応募条件

2026年の青二プロダクション発掘オーディションでは、2027年4月1日時点で中学校卒業以上であることなどが応募条件となっていました。

また、特定のプロダクションやレコード会社などと契約・所属していないこと、二次審査と最終審査に都内の審査会場へ行けることなども条件に含まれていました。

一次審査は書類とボイスサンプル、二次審査と最終審査は対面方式で課題審査と面談を想定した内容でした。

なお、2026年の募集受付はすでに終了しています。次回も同じ応募条件・特典で開催されるとは限らないため、今後特待生を目指す場合は青二プロダクション公式サイトで新しいオーディション情報を確認してください。

青二塾特待生の倍率は?

特待生を目指す人にとって気になるのが、合格率や倍率ではないでしょうか。

しかし、2026年の公式発表から確認できるのは、発掘オーディションの合格者が4名だったことです。応募者総数や、4名に与えられた特典の内訳までは、確認できる公式情報だけでは分かりません。

そのため、「特待生の倍率は○倍」「特待生になれる確率は○%」といった数字を正確に算出することはできません。

また、公式要項は合格者の「能力に応じて」特典を設けるとしていますが、どのような評価を受ければ全額免除・半額免除になるのかという具体的な採点基準も公表されていません。

公表されていないものは推測しない

応募者数、特待生だけの合格者数、全額免除と半額免除の選考基準などが公表されていない場合、ネット上の推定倍率をそのまま事実として受け取らないことが大切です。

特待生だった声優は公表されている?

「有名声優の中に青二塾の特待生だった人はいるのか」と気になる方もいるでしょう。

青二塾出身として紹介されている声優は多数いますが、現在確認できる青二プロダクション・青二塾の公式情報では、歴代の「特待生出身者」をまとめた一覧は確認できませんでした。

ネット上で特定の声優について「特待生だった」と書かれている場合でも、公式プロフィールなどで確認できなければ、この記事では特待生出身者として断定しません。

また、公式が特待生歴を一覧化していない理由についても公表されていないため、「所属声優への配慮」「マネジメント上の理由」などと推測することは避けます。

青二塾の説明会も確認する

青二塾を検討している場合は、ネット上の口コミだけでなく公式説明会を利用する方法もあります。

2027年度入塾希望者向けには、東京校・大阪校合同の説明会が開催されています。青二塾と青二プロダクションについての説明に加え、質疑応答の時間も設けられています。

一方、東京校公式サイトでは、体験入学や授業見学は行っていないことも明記されています。

私自身は複数の声優養成機関で合計約7年間学びましたが、養成所は名称や卒業生だけでなく、授業日数、費用、生活との両立、卒業後の所属審査まで確認して選ぶことが大切だと感じています。

青二塾の場合は週5日×1年間というカリキュラムです。特待生として授業料が免除されたとしても、1年間通える生活環境を用意できるかという問題は残ります。

まとめ:青二塾特待生の現在

青二塾の東京校と大阪校、特待生と通常入塾の進路を検討する声優志望者のイメージ

青二塾の特待生について、2026年の青二プロダクション発掘オーディションと2027年度の青二塾募集情報をもとに整理しました。

  • 2026年の青二プロダクション発掘オーディションには特待生制度があった
  • 特待生には授業料全額免除と半額免除がある
  • 特待生の対象は東京校だけでなく大阪校も含まれる
  • 東京校・大阪校の選択は適宜相談とされている
  • 通常の青二塾入塾試験と発掘オーディションは別の入口
  • 特待生は1年間青二塾で学んだ後に所属オーディションを受ける
  • 特待生でも青二プロダクションへの所属が保証されるわけではない
  • 2027年度の通常入塾時の年間納入金は東京・大阪とも110万円
  • 2026年発掘オーディションでは4名の合格者が発表された
  • 特待生だけの人数や倍率は公開情報から算出できない

特に重要なのは、「青二塾の通常入塾」と「青二プロダクションの発掘オーディションによる特待生」を分けて考えることです。

授業料免除は大きな特典ですが、特待生になれば青二プロダクション所属が決まるわけではありません。1年間学んだ後の所属オーディションでは、一般塾生と同じように、その時点の能力で合否が判断されます。

私自身、TAA・勝田声優学院・AMGなど複数の養成機関で合計約7年間学びました。1991年に学んだ「外郎売」の暗唱を現在まで続けている経験からも、養成所に入ること自体より、その環境で何を身につけるかが重要だと感じています。

青二塾を検討するときも、「特待生になれるか」だけではなく、週5日のカリキュラムを1年間続けられるか、その後の所属審査まで含めて自分の進路を考えてみてください。

青二プロダクション附属俳優養成所 青二塾公式サイト
青二塾公式サイト

青二塾以外も含めて比較したい方は、声優養成所おすすめ比較!失敗しない選び方や、声優養成所の学費はいくら?安い養成所と相場を徹底解説も参考にしてください。

募集内容やオーディション特典は今後変更される可能性があります。応募するときは、青二プロダクションと青二塾東京校・大阪校の公式サイトで最新情報を確認してください。